ネコと犬のどちらも飼うために注意すること3つ

ネコと犬を一緒に飼いたい人は知っておこう

我が家には、ネコの【利休】と犬の【茶々】が共存しています。元々は、利休だけだったのですが、途中から茶々が参入しました。茶々を飼うときに「ネコと犬は共存できるのか?」が懸念でした。結論から言えば「共存は可能」ですが、理想の暮らしとはちょっと違います。この記事では、ネコと犬の両方をペットにしたいと考える人の参考になる(かどうか)情報をお伝えします。

猫と犬は共存できるか

実は、ネコと犬は比較的相性の良い動物と言われているようです(我が家の場合、ほんとかよって感じなのですが)。現に、どちらも飼っている人は大勢います。YouTubeとかテレビとかで、ネコと犬が仲睦まじく暮らしている様子を見てほっこりすることもありますからね。仲良く暮らせるんだろうな、と思っている人も少なくないのではないかと。私もそうでした。ネコと犬はきっと仲良く暮らせるんだろうと。

共存はできるが、注意が必要

共存はできます。同じ家のなかでどちらも飼うことは可能です。でも、気をつけなければならない点もあるので要注意です。

それぞれに個性があることを忘れてはいけない

私が好きなアニメ「犬と猫どっちも飼ってる毎日たのしい」でも、犬猫それぞれの個性が描かれていますが、ネコと犬はそもそも違う動物であるということを忘れてはいけません。それを考えずに、いきなり共存させようとすると大惨事が起きます。

ネコと犬は生活習慣が違う

まずネコと犬は生活習慣が違うという点。ネコは夜行性です。犬は人間に合わせる習性があるのかなんなのか、昼間に活発に活動し、夜は人間とともに寝ます。うちの茶々は、夜23時には就寝します。刑務所にいる囚人かのごとく規則正しく床に就きます。一方、利休は電気を消した瞬間から「俺の時間が来たぜ!ウェイ!」ってな感じで大暴れします。幸い猫は体が小さいので、暴れてもポテポテポテテテテくらいの軽い音で済みますが、寝ようとしているこっちからすると、わりと耳障りです。

てなわけで、ネコと犬は生活スタイルがそもそも違うので、そこを無理やり合わせようとすると、どちらか一方にストレスを与えることになります。

解決策:それぞれ別の部屋を用意する

ネコにはネコの、犬には犬のスペースをそれぞれ用意してあげると良いでしょう。「私、眠いの」という犬は寝床を整えた部屋を、「俺はこれから遊ぶぜ」というネコには遊べるスペースを与えてあげることで、お互いの生活習慣を侵害せずに済みます。

犬はネコを追いかける

犬種にもよりますが、猟犬の血が入っている犬は、自分より小さな動物を追ってしまう習性があります。そのため、家の中で犬がネコを追い回してしまう・・・なんてこともよくあります。特に大きな犬の場合だと、ネコにとっては脅威でしかありません。自分の何倍もあるでかい生き物が猛スピードで迫ってくることになるため、ものすごくストレスになってしまいます。

解決策:ネコに逃げ場を作る

犬と違って、ネコは縦(上)に移動できる生き物です。ネコは高いところに上るのが得意。一方、犬はジャンプはできても高いところに飛び乗ることはなかなかできません。犬がネコを追いかけてしまう場合は、キャットタワーを用意するか、倒れにくい家具を設置するなどし、ネコの逃げ場を用意してあげると良いでしょう。

我が家はキャットタワーのほか、プチDIYでキャットウォークを設置しています。

利休の避難場所

ネコは犬を攻撃する

犬は仲間意識が強い動物なので、家族全員と仲良くしようとします。一方で、ネコはとても縄張り意識がつよい動物です。犬は悪気なくネコに「遊ぼう!」と近づきますが、ネコは「しつこくされるのは嫌にゃ」と、強烈なネコパンチを犬にお見舞いすることもしばしば。

その際に、ネコの爪が伸びていると、犬の顔を傷つけてしまいます。最悪の場合は、目を傷つけてしまう恐れもあるので注意が必要です。

ネコの爪はこまめに切る

我が家の利休も、しょっちゅう茶々にネコパンチを食らわせています。なので、利休の爪は常にカットするようにしています。一度、利休の爪を切り忘れていたことがあったのですが、そのときのネコパンチで、茶々の鼻に爪が刺さるという大事故(?)が起こってしまったことがあります・・・。これは完全に人間の責任です。可愛い我が子たちにケガをさせないためにも、ネコの爪チェックは習慣化させることをおすすめします。

ネコと犬に仲良くしてもらうには

ネコと犬はそもそも違う生き物だということを忘れず、それぞれを理解することが大切です。どちらにもストレスにならない環境を整えてあげることで、仲良くしてくれるようになります。

・・・と言いたいところですが、我が家はまだまだ課題だらけ。

普段の利休と茶々はこんな感じです・・・危ない

茶々が利休のことを好きすぎるため、利休が茶々のことをウザがっているのが現状。茶々はまだ子供なので、どうしても好奇心が勝ってしまうようです。

もし、これからネコと犬のどちらもどちらも飼おうと考えている人は、それぞれが安らげる環境を用意するなどの準備をしてからお迎えしてあげてください。また、初対面でいきなりふたりを近づけたりもしないように注意してくださいね。

でもまあ、ネコと犬のどちらも飼っていると、本当に毎日が楽しいですよ!